秋の星座の一つに、「さんかく座」があります。
名前からして、簡単そうな星座の名前だなって思いますよね。
概要
さんかく座とは、いわゆる三角定規が描かれた星座で、
秋の夜、天頂付近からやや東寄りの空に輝いています。
さんかく座とアンドロメダ座の中間あたりには、
銀河M33があります。
M31アンドロメダ座大銀河と並ぶ大きな渦巻で、
さんかく座銀がとも呼ばれています。
ですが、肉眼では見えるか、見えないか…といったようすです。
探し方
さんかく座の探し方は、アンドロメダ座の下(南)にある
小さな三角形の星の並びで、やや細長い二等辺三角形ノカタチをしています。
3等星と4等星という、少し光の弱めの星から成っていますが、
形が整っているので、すぐ見つけられると思います。
ものがたり
さんかく座は、紀元前1200年ころには
すでに作られた古い星座です。
ですが、神話や伝説などは伝わっていません。
しかし、星の並びがギリシャ文字のΔ(デルタ)に似ているため、
古代ギリシャでは「デルトトン」や「トリゴノン(三角形)」
と呼ばれていたことも有ると言われています。
シンプルなのに存在感のある、そんな星座なんですね。
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