秋の星座のうちのひとつ、
おひつじ座について書きます。
おひつじ座は、夜の平野にたたずむ
羊の形をした星座です。
概要
黄道十二星座の1つでもあるおひつじ座は、
よく知られた名前でありながら、
星座の中ではあまり目立つ星座ではありません。
星座占いなどで使われるおひつじ座は、
3月21日から4月20日生まれまでとされています。
9月上旬の宵頃や、10月下旬の深夜には
天頂付近に輝いています。
探し方
おひつじ座の探し方は、
さんかく座の下(南)辺りを探してみましょう。
そこにおひつじ座の中で唯一の2等星のハマルが、見つかると思います。
2等星のハマルは牡羊座のなかではもっとも明るい恒星です。
これは、おひつじ座のツノにあたります。
ものがたり
ギリシャ神話では、継母に殺されそうになった
フリクソス王子とヘレー王女を助けるため
大神ゼウスがつかわした金色の空飛ぶ羊と言われています。
2人は羊の背中に乗って逃げましたが、
王女は途中で海に落ちてしまいました。
王子はコルキスの国までたどり着き、
後に、この金色の羊の毛皮を探すためのアルゴ船(アルゴ座)による冒険へとつながります。
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