秋の夜空に浮かぶ星座の一つ、
「くじら座」について紹介したいと思います。
概要
くじら座は、くじらと言っても、
あの海の生物のくじらを表しているのではなく、
手の生えた怪物で、くじらの姿を表したものなんです。
くじらの心臓にあたる星ミラは、約330日周期で、
明るさを変える変光星(へんこうせい)と呼ばれる不思議な星です。
- 変光星(へんこうせい)とは
- 明るさの変わる星。今までに3万個以上の変光星が発見されています。
探し方
秋の星空には、明るい星が少なく、
慣れないうちは、星座を見つけにくいのです。
くじら座の目印は、秋の四辺形の東方の辺を下(南)に
伸ばしたところに見つかる星なのです。
くじらのしっぽのようなものにあたる星(デネブカイトス)をみつけ、
左側に巨大な赤ちゃんがハイハイしているような姿が見つかります。
なんだか可愛い姿で、本当に怪物なのか?と思ってしまいます。
ものがたり
ギリシャ神話では、ペルセウスとアンドロメダの物語に登場します。
神々の怒りにより、怪物くじらアマトの生贄にされてしまうのが
アンドロメダ姫でしたね。
アンドロメダ姫を食べようとしていたところ、
勇者ペルセウスが通りかかりました。
魔女メドューサの首をつかって石にされ、
退治されてしまう怪物くじらなのでした。
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